半田赤レンガ建物

国・登録有形文化財(2004.07.23)
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半田赤レンガ建物
ハーフティンバー棟(手前)と創建時主棟(奥) (Photo 2004.12)
竣工 1898年(明治31年)10月
所在地 愛知県半田市榎下町8
設計 妻木頼黄
施工 清水組
構造 煉瓦造2階建て、一部5階建て、鉄板葺
建築面積 2,829m²
地図 Googleマップ

この建物は、 丸三麦酒株式会社のビール醸造工場として建てられました。 建物は、創建時主棟、ハーフティンバー棟、貯蔵庫棟により構成されています。 創建時主棟は、2階建ての発酵室・貯蔵室と、5階建ての事務室・技師室が接続しています。 ハーフティンバー棟は、瓶洗・瓶詰・荷造等の出荷作業に使用され、 構造は、木骨煉瓦造の高窓を持つ平屋建てになっています。 貯蔵庫棟は、1908年(明治41年)、1918年(大正7年)、1921年(大正10年)に順次増築され、 発酵室・貯蔵室に用いられました。

丸三麦酒株式会社の前身である丸三麦酒醸造所は、 中埜酢店社長・4代目中埜又左衛門(なかの・またざえもん 1853-1895)と、 敷島製パン株式会社の創始者・盛田善平(もりた・ぜんぺい 1862-1937)により、 1887年(明治20年)に設立され、 2年後の1889年(明治22年)に「丸三ビール」銘柄で初出荷されました。 1896年(明治29年)には丸三麦酒株式会社となり、 1898年(明治31年)に銘柄名を「カブトビール」に改め、 1900年(明治33年)に開催されたパリ万国博覧会では金牌を受賞しています。

太平洋戦争末期には、中島飛行機半田製作所の衣糧倉庫として使用され、 1949年(昭和24年)から1996年(平成8年)まで、 日本食品化工株式会社のコーンスターチ加工工場となりました。

・関連サイト
半田市:半田赤レンガ建物
赤煉瓦倶楽部半田
・見学案内
詳しい案内は上記サイトに掲載されています。