シャトーカミヤ本館

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シャトーカミヤ本館
(Photo 2002.12)
竣工 1903年(明治36年)
所在地 茨城県牛久市中央3-20-1
設計 岡田時太郎
構造 煉瓦造2階建て、地下1階
地図 Googleマップ

旧神谷酒造醸造場本館。

シャトーカミヤは、 1903年(明治36年)に誕生した日本初の本格的ワイン醸造場です。

本館の入口に刻まれた“CHATEAU D.KAMIYA”は、 神谷傳兵衛(かみや・でんべえ 1856-1922)のシャトーという意味で、「シャトー」とは、 葡萄栽培から瓶詰作業までを一貫生産する醸造場のみに許される称号です。

神谷傳兵衛は、 浅草に神谷バーの前身の「みかはや銘酒店」という飲料店を開業し、 にごり酒を商っていましたが、国内での洋酒需要の高まりに着目し、輸入葡萄酒を再製し、 日本人の舌にあう甘い葡萄酒の製造に成功し、 「蜂印香竄葡萄酒」(ハチジルシコウザンブドウシュ)として売り出しました。

この成功によって得た資金を元に、 婿養子の傳蔵(でんぞう)をフランス・ボルドーに派遣し、葡萄栽培の方法等を究めさせ、 茨城県稲敷郡岡田村(現:牛久市)の原野を開墾し、 「神谷葡萄園」にボルドー原産の苗木を6,000本移植しました。

そして、1901年(明治34年)2月、 傳兵衛は本格的醸造場の建築に着手しました。 建設にあたっては、ボルドーの葡萄園の最新様式を採り入れました。

この建物の奥には、 同時期に建てられた神谷傳兵衛記念館があります。

千葉には、 旧神谷伝兵衛稲毛別荘があります。

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